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      ≪失敗しないで水張りをする方法≫
      水をたっぷり使う水彩画では紙が水を吸って波打ち、とても描きづらくなります。
      水張りをした水彩紙で描く気持ちよさをぜひ皆さんも体験してみてください。
      (受講希望者の方はまず入会登録(無料)を済ませてください。)

      水張り手順1-用意するもの

      1)用意するもの
        ●シナベニヤ(ホームセンター売っている4mm厚)
         サイズは号数のサイズより2cmくらい大きい目に切ってもらう。
         講座では6号か4号用を使用
          画材店の木製パネルでも可
        ●水張り用テープ(画材店 幅25mm 白がオススメ 350円)
        ●刷毛(画材店  幅40mm 400円くらいのもの)
        ●手拭きタオル
        ●水を入れる容器(紙に含ませるきれいな水を入れるため)
        ●はさみ(テープを切る)
       ~水がこぼれてもよいテーブルの上を作業台に~

      水張り手順2-画用紙の水引き

      2)透明水彩紙の水引き
        ●水彩紙の裏面を上にして作業台に置き、刷毛またはタオルに水を含ませて上から濡らしていく。
         紙全体をまんべんなくピタピタになるまでぬらし、時折点検して濡れを平均化し
         紙が波打って来るまで5分ほど待つ。  
      ※濡らす時間は5分ほどでもほぼ着彩に支障ないくらいに浸透はしている。(ならざき講師談)
      水彩紙の種類や重さによってそれ以上時間をおいて含ませたい方は乾かないように注意してください。
      水張り手順3-テープの切り出し

      3)テープの切り出し(水を含ませている間の作業)
        ●水彩紙の長辺・短辺より少し長めに2本ずつ切っておく。

      水張り手順5-画用紙の貼り込み

      4)水彩紙の張り込み(水の含ませが完了したあと)
        ●作業台に乾いたシナベニヤを置く。
        ●水を含んだ水彩紙を表面を上にして板の中央に置き、紙の上から
         手で中央から押し慣らすようにして板に密着させる。

      水張り手順6-テープの水引

      水張り手順7-テープの貼り付け

      5)テープの貼り付け
        ●長辺のテープの糊面(光っている面)の端を指でもち濡れた刷毛でテープを濡らす。
         (図のように刷毛を固定しテープを引いて水を引くとやりやすい)
        ●濡らしたテープは直ぐに水彩紙のテープ貼り代線に従い図の要領で板に貼り付けて
          指でテープを強く押しつけて板に密着させておく。
          
          この作業を下上長辺・左右短辺の順に貼り付ける。紙も常に板に伸ばし押しつける。
          できた時、紙が波打っていても大丈夫です。
          乾燥していけば紙は張ってきます。
          完了したら板を立てて一晩おくと【完成】。
          
          時間がたって紙の表面がピンと伸びていれば下描きは可能。
          但し着彩はしっかり乾いてからにしましょう。
          急ぐ時はドライヤーで乾燥も可能です。

      【水張りの失敗例】
        ●板
          ラワン材は安いが色移りする。
          継ぎ目のあるシナベニヤでは数回使うと水でしなってくるので
          購入する時に注意が必要。
        ●水彩紙の水引き
          --描いた時にぶよぶよ波打つ--
      均一に水を含んでいなかった可能性がある。
          濡らしている間は電話やテレビに気を取られず、
          乾いてきたらしっかり濡らしましょう。
        ●テープの水引き
          刷毛の水がジャブジャブ多過ぎると貼り付け時にテープが滑りやすい。
          刷毛を容器の縁で軽くしごいて付けると丁度良い水加減になる。
          --テープがくるくる巻いてうまく濡らせずに絡まってしまう--
          切り出したテープは、机の端などでしごいて巻癖を取り、
          長辺・短辺別に置いておく。
           (水張りの一工夫を参照)
        ●テープ貼り
          --歪んで貼ってしまう--
          事前に水彩紙にのりしろ分5-8mmの線を引いて印をつけておくとよい。

      -------------------------------------------------------------------
      上記の方法以外に水彩紙を水槽に全部浸して水をふくませたり、紙をパネルにおり込んで貼りつける方法などもあります。
      ここでは一番簡単にどこでもできる方法を述べています。
      水の含み時間も紙の種類や室温でも厳密には違ってきますので、大体の目安としてご理解ください。
      (たぶん5分くらいしかやっていない方も多いかもしれませんが・・(笑))

      面倒そう・・なんて思っておられる方、だまされたと思って1度やってみてください。
      ピンと張った紙で描く気持ちよさをぜひ味わってみてもらいたいですね。

      (神戸のTじい)

      ---付録---
      ★作品が描けたら?★ 
      カッターナイフで周りを切って水彩紙を板から切り取ります。
      板に残ったテープは手ではがせる分ははがして、後は板のテープの部分を水につけておくと
      テープが水を含みはがれやすくなります。
      そぎ落とすのはコテを使うとやりやすいです。


      ---------------------------------------
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        1月14日のならざき清春大阪講座に向け気合を入れるため水彩画用紙の水貼り(水張り)をした。
        水貼りテープ(水張りテープ)が終わりに近づくとテープの巻き癖に難儀する。このテープを写真のようにテーブルの縁で上下に1,2回こすり付けると「あら不思議、ぴんとまっすぐになる」。これでテープの長短も取り違えないし、水引も簡単。
        テープへの水引は刷毛を端に置いたままテープの方を引いて濡らすこと。水貼りテープの癖取り10.01.05

          なお私の周辺の水貼り失敗4傑は
        (1) ウオッシュしたらぶよぶよに膨らむ-----原因 画用紙を濡らして直ぐ貼った。または乾ききってから貼った。------> 次回から15分程度置いて、かすかに湿りが感じられる時まで待って貼る。
        (2) 濡らしたまま忘れて乾いてしまった-----原因 待ってる間にテレビに夢中になってた (お笑い) 電話もある。
        (3) 水貼りテープが引っ付いて使えない-----原因 防湿袋に入れなかった。------> 忘れずに付属の防湿袋に入れる。
        (4) 斜めにテープがゆがんだ------原因 不用意に貼った。-----> 水彩画用紙の4辺に5~7ミリの貼り代線を鉛筆で引いておき、それに沿ってテープを貼る。水彩画用紙は板に正確に置くこと。一度貼り付いたテープは剥がせないよ。
        神戸のTじい 2005年11月ならざき大阪講座初受講

        [2010/1/5]

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           1月14、15日の水彩大阪講座が近づいてきた。皆さん、下描きや画材などご準備はお済ですか。
           さて、講習現場で毎回私が気になることがある。

          それは「百聞は一見にしかず」のならざき講師の実演中、使用絵の具などのメモ取りに時間をとられて講師の手元まで目が配れない方が多い事である。
                      たしかに絵の具は大切。
           
           でも水で描く「水彩画」ならではの重要かつ貴重なテクニックが、目の前で実演されているのを見逃す手は無いのである。
              これは言葉や文章では習得困難である。

           是非、穴の開くほどの全精力で見て学び取るのが「あの惚れ惚れする美しい絵」に早く近づくかなめと
               私は思っている。
           (1) 筆の水分の調整  (2) 筆使い  (3) 画用紙の濡れ加減  (4) 筆跡やしみの防止 などである。



           聞き漏らした絵の具名は近くの人か講師殿に聞けばいい。
           もともと混色なので3原色の基本知識さえあれば似た色で絵の具が違っても試し紙で確認さえすれば、
          ひどい事には ならない筈。     「1回や2回で全部分るはず無い」と思えば気も楽になります。

          実演主体という恵まれた貴重な講習会の特色を、  ぜひ生かして学べたらいいと経験上私は思っている。


          [2010/1/10] 神戸のTじい
           私の水彩画の愛用紙は、ならざき清春講師もご愛用なさってる「ラングトン」でとても気に入っている。ところでこのたび新しく購入したら紙目が1年前とまったく違う。

          写真は紙目を拡大したもので下半分が従来の目、上が新しい目。新しいのはぶつぶつで触るとザラザラとした手触りではっきり違う。これはスケッチブックで8月頃から見ていたが裏目かと(裏表逆とじなど外国ではままある事)と思ってた。

          使用感はどうなんでしょうか。14日は従来の用紙で望むがこれからは新しい目の紙に早く慣れなければと思っている。
           
          紙は水含みの速度、滲み具合、絵の具の伸び など水彩画では重要な要素なので気にしている。画材店の話では「外国の品は事前説明無しの仕様変更、滲み止め(サイジング)のばらつき、などよくある話」だそう。さて皆さんの紙はどちらの目でしょうか。ラングトン紙目比較10.01.09

          [2010/1/8] Tじいの知恵袋

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          水彩スケッチを途中まで現地で描いて、帰ってから写真をみて描こうとすると・・・
          「あれ?デッサンがくるってる・・・」と感じた経験はないでしょうか。

          A                  B
          比較

          上の2枚の写真 A とB は、ほぼ同じ所から撮っています。

          A は 階段が長く、奥の家並みがいかにも遠くに見えます。
          しかし現地で見ていた風景は 実はB なのです。
          だからデッサンが間違っていたわけではありません。

          これはカメラの「広角レンズの性質」によって起こる現象なのです。
          カメラでは実際より、近くの物はより大きく、遠くの物はより小さく写るので遠近がこんなに強調されるのです。

          もう一例。今度は実際に描くための風景です。
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